プロ野球 番外編

868本塁打 3085安打 1065盗塁について詳しく説明!

さて、僕のサイトに訪問してくれる人は勿論少なからず野球に興味がある人だと思います。最近は結構検索キーワードで 868本塁打 3085安打 など、数字でのキーワードで訪問してくれる人もいます。

そういう人の中には、こういう数字がどういう意味をもつのだろうと疑問に思っている人もいると思うので、今回はどういう意味があるのかを説明しようと思います。

868本塁打について

本塁打とは、別名ホームランとも言います。本塁打は、打者が投手の投げるボールを打ち返して、ノーバウンドで、外野のフェンスを越えて観客席に入るとホームラン達成です。つまり、1本塁打になります。もう1本打つと、通算で2本塁打。もう1本打つと通算で3本塁打という具合です。

お分かりいただけたでしょうか?

ただ、例外的な本塁打もあり、打者が投手のボールを打ち返してフェンスを越えなくても、ボールが返球される間にホームベースまで走ってこられたらホームランになります。このホームランのことを、走るという意味を込めてランニングホームランといいます。

ただ、現実にはランニングホームランは滅多になく、殆どのホームランは、フェンスを越えるホームランです。

868本塁打とは、元巨人の選手だった王貞治選手が打ったホームランの数のことです。

よく言われるホームランバッターとは、はっきりした定義はありませんが、1シーズンに大体30本以上ホームランを打つ選手に言われることが多いです。

その他には、とにかく飛距離の大きいホームランを打つ選手にも使われますね。

あとは、ランナーが1人いるときに打ったホームランはツーランホームラン。2人いるときに打ったらスリーランホームラン。3人いるときに打ったら満塁ホームランといいます。

どの種類のホームランでも、本塁打数は1プラスになります。

因みに王貞治選手の実働年数は22年間なので、 868本塁打÷22年間=39.4

1シーズンに平均して40本位毎年ホームランを打っていた計算になります。凄いですね!

通算本塁打300本以上の選手は42人。400本以上の選手は20人。500本以上の選手は僅かに7人。王さんは2位の野村克也選手の657本塁打に200本以上の差をつけているよ

[blogcard url=”https://fuku–blog.com/sadaharuoh-homerun-record”]

3085安打について

次に安打数について考えてみましょう。
3085安打は、日本のプロ野球で、元 東映フライヤーズや巨人 ロッテで活躍した張本勲選手がもつ日本記録です。

安打の種類は色々ありますが、単打、二塁打、三塁打、本塁打の4種類です。

単打(一塁打)を打った場合、安打数は1プラスされます。

二塁打を1本打った場合、安打数は2プラスではなく、1プラスされます。

三塁打も全く同じ理屈で、三塁打を1本打った場合は、安打数は3プラスではなく、1プラスされます。

本塁打、つまりホームランを打ったときも、安打数はプラス4ではなく、1プラスです。

必ず1打席でどんな種類の安打を打ったとしても1つづつしか増えていかないところがポイントです。ただし、1度記録してしまえば減ることは絶対にありません。

日本記録の3085安打の張本選手内訳は、本塁打504本、三塁打72本、二塁打420本、単打2089本 で合計が3085安打になります。 

因みに、マルチヒットというのは、1試合で2本以上の安打を打った選手のことを指します。1試合で3安打以上打った選手は猛打賞といいます。張本選手は通算で251回の猛打賞を記録しました。

イチロー選手がよく記録していた内野安打というのは、内野ゴロを打っても、1塁への送球より先に1塁へ到達し、なおかつ相手の野手のエラーではない場合に記録される安打のことです。記録上は単打に扱われます。

よく、野球は右打者より左打者が有利と言われるのは、左打者の方が右打者よりも1塁ベースに近く、内野安打が生まれる確率も高いからというのが理由の1つです。

通算安打が2000本を超えている選手は今まで52人。
だけど、3000本安打は張本選手1人だけなんだ!

巨人の坂本勇人選手がいいペースで安打数を積み上げてきているので、3000本安打の可能性があると言われているね!期待しよう♪

[blogcard url=”https://fuku–blog.com/isao-harimoto-record”]

1065盗塁について

次に、盗塁について説明します。
1065盗塁とは、元阪急ブレーブスの福本豊選手が積み上げた、盗塁数の日本記録のことです。

盗塁とは、自分が1塁ランナーにいた場合に、投手が打者に投球する間に、2塁ベースに走り、捕手の2塁への送球より早く2塁ベースに到着すると、盗塁成功となります。(厳密には、送球されてタッチされないとアウトにならない)2盗といいます。

同じ理屈で2塁ランナーにいた場合で3塁に走り、捕手の3塁への送球より早く3塁ベースに到着すると、盗塁成功となります。(こちらもタッチされないとアウトにならない)3盗といいます。

そして、滅多にみられませんが、3塁にランナーとしていた場合で、ホームベースに走り、捕手のランナーへのタッチより早くホームベースに触れると、本盗成功になります。

福本選手は、相手投手の癖を研究したりして走りまくり、通算で1065盗塁もしました。年間106盗塁した年もあります。

そして、重要なのは、数多く盗塁をするためには、まずランナーとして塁にでないといけないわけです。安打の他に四球などの出塁数も関係してくることになります。

福本選手は、最多安打に4回、最多四球に6回もなっています。

通算300盗塁以上は今まで29人。400盗塁以上は僅かに7人。福本選手は2位の広瀬選手の596個にに400個以上差をつけているんだ!図抜けた盗塁数だね!

[blogcard url=”https://fuku–blog.com/yutaka-fukumoto-steal-record”]

まとめ

どうでしょう?これらの数字の意味がなんとなくでもわかってもらえたでしょうか?今回は、野球の初心者の人むけに書きました。

野球は記録のスポーツともいわれて、他のスポーツに比べられないくらいの色々な記録があります。

僕が記録に興味をもったのは、小学生のときで、記録の神様と言われる、宇佐美徹也さんの本を読んだのがきっかけでした。

因みに、東京ドームにある野球体育博物館に行けば、図書室があるので、野球に関する色々な本や雑誌を読むことができます。自分もたまに利用しますが、凄く楽しいですよ♬(^o^)