現在のプロ野球12球団は、例外なく外国人選手を起用しています。
もはや、外国人選手が在籍しているのは当たり前になっています。
実際、過去の個人成績を見ても、外国人選手が獲得したタイトルはかなりの回数になります。
今回は、そんな外国人選手の獲得したタイトルを整理して表にしてまとめてみました。
この記事を読めば、頭の中でごっちゃになっていた外国人選手のタイトルの獲得数が正確にわかりますよ♪
(*^-^*)
ふっく
埼玉在住の会社員。好きな野球のブログを2019年から続けている。
当サイトで、主にプロ野球選手を1人づつとりあげたり、ネタにしている。
歴代外国人選手タイトル獲得数 打者編

選手名 | 首位打者 | 本塁打王 | 打点王 | 合計 |
ブーマー (阪急) |
2 | 1 | 4 | 7回 |
ラミレス (ヤクルト) |
1 | 2 | 4 | 7回 |
タフィ・ローズ (近鉄) |
0 | 4 | 3 | 7回 |
バース (阪神) |
2 | 2 | 2 | 6回 |
デストラーデ (西武) |
0 | 3 | 2 | 5回 |
ブライアント (近鉄) |
0 | 3 | 1 | 4回 |
ブランコ (中日) |
1 | 1 | 2 | 4回 |
ウッズ (中日) |
0 | 3 | 1 | 4回 |
レロン・リー (ロッテ) |
1 | 1 | 1 | 3回 |
選手名 | 首位打者 | 本塁打王 | 打点王 | 合計 |
与那嶺要 (巨人) |
3 | 0 | 0 | 3回 |
パウエル (中日) |
3 | 0 | 0 | 3回 |
バレンティン (ヤクルト) |
0 | 3 | 0 | 3回 |
ロバート・ローズ(横浜) | 1 | 0 | 2 | 3回 |
マニエル (近鉄) |
0 | 2 | 1 | 3回 |
ポンセ (大洋) |
0 | 1 | 2 | 3回 |
ペタジーニ (ヤクルト) |
0 | 2 | 1 | 3回 |
ウィルソン (日本ハム) |
0 | 2 | 1 | 3回 |
ソト (DeNA) |
0 | 2 | 1 | 3回 |
選手名 | 首位打者 | 本塁打王 | 打点王 | 合計 |
ソレイタ (日本ハム) |
0 | 1 | 1 | 2回 |
ハウエル (ヤクルト) |
1 | 1 | 0 | 2回 |
カブレラ (西武) |
0 | 1 | 1 | 2回 |
ブルーム (近鉄) |
2 | 0 | 0 | 2回 |
ジョーンズ (近鉄) |
0 | 2 | 0 | 2回 |
ルイス・ロペス (広島) |
0 | 0 | 2 | 2回 |
ニール (オリックス |
0 | 1 | 1 | 2回 |
デスパイネ (ソフトバンク) |
0 | 1 | 1 | 2回 |
ハリス (イーグルス |
0 | 1 | 0 | 1回 |
アルトマン (ロッテ) |
0 | 0 | 1 | 1回 |
選手名 | 首位打者 | 本塁打王 | 打点王 | 合計 |
ミッチェル (日本ハム) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
マルカーノ (阪急) |
0 | 0 | 1 | 1回 |
ミヤーン (大洋) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
ランス (広島) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
クロマティ (巨人) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
パリッシュ (ヤクルト) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
パチョレック (大洋) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
トレーバー (近鉄) |
0 | 0 | 1 | 1回 |
シーツ (大洋) |
0 | 0 | 1 | 1回 |
選手名 | 首位打者 | 本塁打王 | 打点王 | 合計 |
オマリー (阪神) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
ホージー (ヤクルト) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
セギノール (日本ハム) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
リック (楽天) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
エルドレット (広島) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
マートン (阪神) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
レアード (日本ハム) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
ホセ・ロペス (DeNA) |
0 | 0 | 1 | 1回 |
メヒア (西武) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
ゴメス (阪神) |
0 | 0 | 1 | 1回 |
ゲレーロ (中日) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
ビシエド (中日) |
1 | 0 | 0 | 1回 |
アブレイユ (日本ハム) |
0 | 1 | 0 | 1回 |
バッターは、最多安打数や、最高出塁率は今回は省き、首位打者、本塁打王、打点王
の純粋な打撃3部門と、盗塁王を加えた4つの合計とします。
過去に、首位打者、本塁打王、打点王を1回でも獲得した外国人選手は令和3年まで50人いますが、盗塁王を獲得したのは、バルボンとレインズの2人だけ。
この2人のみ、次の見出しに載せます。
さて、タイトル獲得数ですが、ブーマー、ラミレス、タフィ・ローズの3人が7回獲得で1位になっています。
ラミレスとタフィ・ローズが日本での実働が13年、ブーマーも10年と、来日した外国人選手の中でも長期にわたって活躍しました。
面白いのは、3人とも大リーグではほとんど活躍していない点です。
2位には、獲得数6回のランディ・バースがつけています。
2年連続三冠王が、そのままタイトル獲得数になっています。
色々調べてみて1番意外だったのは、シーツ(大洋)のように在籍1年だけでもタイトルを獲得する選手がいる一方で、
レオン(ロッテ、大洋、ヤクルトに在籍、リーの弟)のように10年間も安定して好成績をのこしながらも、最後までノンタイトルだった選手もいました。
通算打率.308 1436安打 268本塁打 884打点を記録していながらタイトル獲得数0でした。
レオン選手については、過去の記事で紹介したので、よく知りたい人はご覧ください。
【3球団で活躍】外国人選手レオン・リー選手の成績 通算268本塁打!
当時は、落合やバース、ブーマーの全盛期であったことがおおきいです。
同じケースで日本の清原和博選手が
通算打率.272 2122安打 525本塁打 1530打点を記録しながらやはりノンタイトルで引退しています。(新人王は除く)
ある意味、プロ野球の七不思議といえます。
タイトルの種類 | 1位の獲得数 | 選手名 |
首位打者 | 3回 | 与那嶺要、パウエル |
本塁打王 | 4回 | タフィ・ローズ |
打点王 | 4回 | ブーマー、ラミレス |
盗塁王を獲得した バルボン と レインズ の2選手
選手名 | 盗塁王 | 首位打者 | 合計 |
バルボン (阪急) |
3 | 0 | 3回 |
レインズ (阪急) |
1 | 1 | 2回 |


さて、盗塁王ですが、前述したとおり、バルボンとレインズの2人しか獲得していません。
面白いのは、2人とも阪急ブレーブスの選手です。
バルボンは来日4年目から3年連続パ・リーグの盗塁王。通算308盗塁。日本での実働11年。
レインズは、来日1年目に61盗塁で盗塁王。首位打者を獲得。2年目に打率.337で首位打者を獲得しています。
歴代外国人選手タイトル獲得数 投手編 (先発編)
投手名 | 最多勝 | 最優秀防御率 | 最高勝率 | 最多奪三振 | 合計 |
スタルヒン (巨人) |
6 | 1 | 2 | 2 | 11回 |
パウエル (近鉄) |
1 | 0 | 1 | 1 | 3回 |
メッセンジャー (阪神) |
1 | 0 | 0 | 2 | 3回 |
バッキー (阪神) |
1 | 1 | 0 | 0 | 2回 |
郭泰源 (西武) |
0 | 0 | 2 | 0 | 2回 |
グロス (日本ハム) |
2 | 0 | 0 | 0 | 2回 |
グライシンガー (巨人) |
2 | 0 | 0 | 0 | 2回 |
ルイス (広島) |
0 | 0 | 0 | 2 | 2回 |
投手名 | 最多勝 | 最優秀防御率 | 最高勝率 | 最多奪三振 | 合計 |
マイコラス (巨人) |
0 | 0 | 1 | 1 | 2回 |
バンチ (中日) |
1 | 0 | 0 | 0 | 1回 |
ホッジス (ヤクルト) |
1 | 0 | 0 | 0 | 1回 |
ホールトン (ソフトバンク) |
1 | 0 | 0 | 0 | 1回 |
ブロス (ヤクルト) |
0 | 1 | 0 | 0 | 1回 |
ガルベス (巨人) |
1 | 0 | 0 | 0 | 1回 |
スタンカ (南海) |
0 | 0 | 1 | 0 | 1回 |
投手名 | 最多勝 | 最優秀防御率 | 最高勝率 | 最多奪三振 | 合計 |
ミンチー (ロッテ |
0 | 1 | 0 | 0 | 1回 |
チェン (中日) |
0 | 1 | 0 | 0 | 1回 |
ゴンザレス (巨人) |
0 | 0 | 1 | 0 | 1回 |
ジョンソン (広島) |
0 | 1 | 0 | 0 | 1回 |
ボルシンガー (ロッテ |
0 | 0 | 1 | 0 | 1回 |
先発投手は、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振 の4部門の合計とします。
投手部門では、創立当初から巨人に在籍し、沢村栄治とともにエースだったたスタルヒンの獲得数が11回でダントツのトップです。
昭和13年秋には、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振に加えて、最多完封勝利も1位で、沢村栄治に次ぐ2人目の投手5冠王にも輝いています。
外国人選手タイトル獲得数 投手 (ストッパー編)
投手名 | 最多セーブ | 最優秀救援投手 | 合計 |
サファテ (ソフトバンク |
3 | 0 | 3回 |
郭源治 (中日) |
0 | 2 | 防御回率の タイトル+1 合計3回 |
ペドラザ (ダイエー) |
0 | 2 | 2回 |
ギャラード (中日) |
0 | 2 | 2回 |
クルーン (巨人) |
1 | 0 | 1回 |
シコースキー (西武) |
1 | 0 | 1回 |
ウォーレン (ロッテ) |
0 | 1 | 1回 |
バーネット (ヤクルト) |
2 | 0 | 2回 |
ドリス (阪神) |
1 | 0 | 1回 |
スアレス (阪神) |
1 | 0 | 1回 |
抑え投手は、最多セーブ投手と、最優秀救援投手(セーブ数+救援勝利)をとわけて、タイトルして表彰していた回数の合計で計算します。
つまり、例えば、最多セーブを記録したAという投手がいたケースでも、タイトルとして表彰のない年は回数に含んでいません。
1位は、ソフトバンクで2017年にシーズン54セーブの日本記録を作ったサファテが3回。
同じく1位に、中日ドラゴンズで1988年にMVPとなった郭源治投手が、最優秀防御率のタイトルも1回含んで合計3回となっています。
抑え投手のタイトルは、
セ・リーグは昭和51年から、パ・リーグは昭和52年から平成16年まで
救援勝利+セーブ数の合計、セーブポイントとして、【最優秀救援投手】として表彰。
それ以外の年は、全て【最多セーブ投手】として表彰している。