プロ野球 番外編

【投手の勲章】20勝の回数を調べてみた! 金田、稲尾、別所、米田

プロ野球の投手で、投手の勲章と呼ばれるシーズン20勝をあげた回数が多い投手を調べてみました。

同様に、10以上した回数が多い投手、30勝した回数の多い投手も調べてみました。

20勝した回数が1番多いのが国鉄で天皇とよばれた金田正一投手の14回。

10勝以上した回数が1番多いのが阪急でガソリンタンクと呼ばれた米田哲也投手の19回。

他にも、皆さんがよく知ってる大投手や、名投手の名前がわんさかでてきますよ
♪(*^-^*)

お楽しみください!!

「【新人で20勝した22人の投手の通算成績】稲尾、権藤、尾崎、池永、木田勇」はこちら

シーズン2桁勝利(10勝以上)の回数の多い投手

投手名 回数 備考
米田哲也 19回 19年連続は日本記録
鈴木啓示 18回 18回は左腕最多
金田正一 17回 国鉄で14回、巨人で3回
山田久志 17回 17年連続は米田に次いで2位
小山正明 16回 阪神で9回、ロッテで7回
東尾修 14回
スタルヒン 13回
別所毅彦 13回 南海で4回、巨人で9回
堀内恒夫 13回 新人から13年連続
北別府学 13回
工藤公康 13回 西武で7回、ダイエーで3回、巨人で3回
皆川睦雄 12回 8年連続含む
平松政次 12回 3年目から12年連続
星野伸之 12回 11年連続含む
梶本隆夫 12回 9年連続含む
川崎徳次 11回 南海2回、巨人3回、西鉄6回
中尾碩志 11回
村山実 11回 7年連続含む
石川雅規 11回

2桁勝利の回数は、実働22年と息の長い投手だった阪急ブレーブスのエース、350勝投手の米田哲也氏が、回数、連続年数ともにトップです!(^.^)/~~~

2位に、近鉄バファローズのエース、鈴木啓示投手の18回。こちらも300勝投手。

400勝投手の金田正一投手は17回で3位にランクインです!

 

シーズン20勝の回数の多い投手

投手名 回数 備考
金田正一 14回 14年連続は日本記録
別所毅彦 8回 南海で2回、巨人で6回
稲尾和久 8回 新人から8年連続
米田哲也 8回
鈴木啓示 8回 2年目から5年連続含む
小山正明 7回 阪神で4回、ロッテで3回
野口二郎 6回 新人から5年連続含む
杉下茂 6回 6年連続
秋山登 6回 20敗以上も4回
若林忠志 6回
杉浦忠 5回 新人から4年連続含む
村山実 5回 3年連続含む
土橋正幸 5回
スタルヒン 4回
藤本英雄 4回
真田重蔵 4回 3年連続含む
長谷川良平 4回 3年連続含む
梶本隆夫 4回
尾崎行雄 4回 23歳までに4回記録
成田文男 4回 3年連続含む
江夏豊 4回
山田久志 4回
梶岡忠義 3回
中尾碩志 3回
荒巻淳 3回
米川泰夫 3回
小野正一 3回
城之内邦夫 3回
池永正明 3回
川崎徳次 3回
大友工 3回 3年連続
大石清 3回 3年連続

投手の勲章ともいわれる、シーズン20勝は、400勝投手の金田正一投手が回数、連続年数ともに14年連続14回で2位の8回に6回も差をつけて断然トップです!(^.^)/~~~

2位の8回は、別所毅彦、稲尾和久、米田哲也、鈴木啓示の4人。
稲尾さん以外の3人は300勝以上上げています。

3位で7回の小山正明投手は、阪神タイガースで4回、ロッテオリオンズで3回と、
セリーグ、パリーグ(2球団)で複数回を記録しています。

 

シーズン30勝を記録した投手19人

 

投手名 回数 備考
稲尾和久 4回 3年連続は日本記録
野口二郎 3回 新人から2年連続
スタルヒン 2回 42勝、38勝と2年間で80勝を記録
別所毅彦 2回 南海で1回、巨人で1回
杉浦忠 2回 2年目の38勝4敗は勝率.905
杉下茂 2回
金田正一 2回
権藤博 2回 新人から2年連続
藤本英雄 1回 34勝のうち、完封勝利が19
真田重蔵 1回 39勝は現在でもセリーグ記録
小野正一 1回 33勝は左腕で最多
林安夫 1回 新人、投球回は541.1回で日本記録
皆川睦雄 1回 最後の30勝投手
森弘太郎 1回
白木義一郎 1回 新人
大友工 1回
長谷川良平 1回
土橋正幸 1回
小山正明 1回 オリオンズ移籍1年目に記録

シーズン30勝の回数は、3年連続を含む4回達成した、西鉄ライオンズの大投手、鉄腕稲尾和久投手の4回。!(^^)!

2位に、戦前の代表的な鉄腕投手の野口二郎投手の3回。

最後の30勝投手は、昭和43年の南海ホークス、皆川睦雄投手。

皆川投手は、それまで20勝したことが1度もありませんでしたが、一気に31勝をあげて、30勝投手の仲間入りをしました。

 

シーズン40勝を記録した投手3人

投手名 回数 備考
スタルヒン 1回 42勝15敗 防御率1.73
稲尾和久 1回 42勝14敗 防御率1.69
野口二郎 1回 40勝17敗 防御率1.19

40勝となると、複数回は流石に1人もなく、3人が1回づつ記録したのが全てです。

惜しかったのは、昭和25年の松竹ロビンスの真田重蔵投手です。39勝で、1勝足りずに40勝投手になり損ねました。

まとめ

さて、結論ですが、例えば、20勝を10年続けると200勝、10勝を20年続けるとやっぱり200勝になります。

簡単に言うと、前記は太く短く、後記は細く長くの典型と言えるかもしれません。

どちらが良いとは一概に言えませんが、やはり昔も今もシーズン20勝は投手の勲章であることは間違いないので先発投手なら1回は達成をしておきたいというのが僕の結論です。

その上の30勝ともなると、おそらく投球回も300回以上は必要になってきますが、300回を投げた投手は、昭和53年の東尾修投手が最後で、40年以上も出ていません。

昔の投手で20勝や30勝を何年も続けた投手もいましたが、そのほとんどの投手が酷使のために投手寿命は短くなってしまった現実があるので、やはり記録的には光るものがあってももう30勝投手はある意味生まれてほしくない記録ともいえるでしょう

おまけ

南海ホークスの柚木進投手は昭和23年、25、26、27年と19勝を4回記録したが、20勝は1回もなし。

通算200勝投手中、20勝を未達成なのは、工藤公康と、山本昌広投手の2人。

新人で20勝した投手は、現在まで22人。

新人王が制定された昭和25年以降では16人。
そのうち、昭和29年の梶本隆夫投手以外の15人が新人王を受賞している。

 

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